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6月の公演情報 2009


■『村田佳生リコーダーリサイタルⅣ』
  〜ヘンデル没後250年、ヘンデルとイギリスのリコーダーソナタ〜

 6/5(金)19:00 ¥3,000(当日¥3,500)/学生¥1,500
 甲東ホール(西宮・甲東園)

 共演 村田佳生(リコーダー)、林美枝(チェンバロ)

 曲目 ヘンデル、ベイジブル、D・パーセル、サンマルティーニの
    リコーダーと通奏低音のためのソナタ etc.......

 お問い合わせ info_muratayoshio@yahoo.co.jp




■高本一郎コンサートシリーズ 『リュートの楽園』第5夜
 (「大阪ナイトカルチャー」事業公演)

 「弓で奏でる音、指先が奏でる音、静かに語り出す・・・。」
  ~バロックヴァイオリンとリュートのひととき~
 

 6/10(水)19:30/19:00開場 ¥3,000(当日券¥3,500)
 ホテルニューオータニ大阪(大阪ビジネスパーク)
 B1F「チャペル・エンジェルズアイ」

 ゲスト 桐山建志(バロックヴァイオリン)

 曲目 「ヴァイオリンソナタⅣ」(シュメルツァー)
    「フォリア」op5-12(コレルリ)
    「バッハ家の音楽帳」より etc.......
 

 ご予約 rakuenluth@aol.com(リュートの楽園予約係)

 協賛 les luthistes、山下弦楽器工房

 後援 大阪商工会議所


 ♪昨夏に「ゆふいん音楽祭」でご一緒させて頂いた、
  桐山さんをお迎えしての『リュートの楽園』シリーズ第5夜です。
  流麗なバロックヴァイオリンの音色とリュートのデュオを
  ぜひお楽しみ頂けましたら幸いです。
  版画家・山本容子さんプロデュースの白いチャペルも素敵です。
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■『イタリア中部大地震被災者のためのチャリティコンサート』
  〜よみがえるイタリアンバロックの響き、400年の時を越えて〜

 6/12(金)19:00 ¥3,000
 甲東ホール(西宮・甲東園)

 出演 当公演に賛同する関西の古楽演奏家たち多数が出演します。


 協力 CODE海外災害救助市民センター

 ♪コンサートの収益はCODEの活動を通して被災者支援に充てられます。

 お問い合わせ:principi-venetiani@hotmail.co.jp



■『枚方宿ジャズストリート2009』プレイベント

 6/14(日)13:30 ¥入場無料
 浄念寺(枚方・香里園)

 うたたね(深川和美+高本一郎)


 ♪お寺で「うたたね」ぜひ。



■『中世伊太利紀行』at レディ・ジェーン

 6/18(木)19:30(2ステージ)¥2,700+ドリンクオーダー
 jazz bar “Lady Jane”(下北沢)

 共演 辻康介(テノール)

 電話予約 LADY JANE 03-3412-3947/BIGTORY 03-3419-6261

 詳細URL http://www21.ocn.ne.jp/~bigtory/live/live0906.html


 ♪松田優作さんがよく寛いでいらっしゃったという素敵なジャズバーです。
  イタリアの古いメロディにのせて日本語の歌詞が語られます。




■『うたたねライヴ』

 6/20(土)CHOVE CHUVA(大阪・京町堀) 19:30
 チャージ ¥2,800(当日¥3,,300)
 ご予約:tel&fax 06-6225-3003(ショビシュバ)

 6/21(日)カフェ「木馬」(神戸トアロード) 18:00
 チャージ ¥2,800(当日¥3,300)
 ご予約:tel 078-391-2505(木馬)


 出演 うたたね(深川和美+高本一郎)
    ゲスト 常味裕司(ウード)


 ♪ほんわか「うたたね」に常味さんのエネルギッシュなウードが絡みます。
  「リュート」の先祖にあたる「ウード」との熱いセッションをお楽しみ下さい。
  このメンバーでのライヴは関西初お目見えです。




■『リュートコンサート』at cafe Anthem 
  〜リコーダー&リュートの夜〜

 6/30(火) 20:00(18:30 open) ¥2,500(お食事代含む)

 カフェ「アンセム」(神戸・旧居留地/南京町中華街すぐ)

 ゲスト 村田佳生(リコーダー)

 ご予約:anthem@y6.dion.ne.jp/078-771-4914(アンセム)

 会場住所:中央区海岸通2-3-7 グランディア海岸通4F


 ♪「アンセム」は南京町から少し海側に歩いたところにある
  とってもお洒落なカフェです。
  上半期最後の夜「夏越しの祓~なつごしのはらえ」に、
  のんびりとグラスを傾けながらお楽しみ下さい。
  
 会場URL:http://www.geocities.jp/zacca_kitchen/anthem.html
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 ♬次のページをクリックして頂けましたら翌月のご案内をご覧いただけます。
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by ichiroluth | 2009-06-25 02:49 | コンサート

天使の楽器「リュート」




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 ~ いにしえの響きを紡ぎ出す楽器 「リュート 」~ 

 ルネサンス時代に 「 楽器の女王 」 と称えられ、
 当時のヨーロッパの人々に最も愛された楽器『 リュート 』 。



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 美しく魅力的なフォルムは文学作品の中でオルフェウスの伝説的楽器となり、
 絵画や彫刻さらに詩などの題材として、
 多くの芸術家達によって彼等の作品の中に残されています。



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 その柔らかな音色から 「 天使の楽器 」 と讃えられました。



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 リュートという名は、アラビア語で 「 木 」 を意味する
 「 アル・ウード 」 ( ar`ud ) から由来する楽器 『 ウード 』 が
 語源であるといわれています。



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 北アフリカのモロッコやエジプト・トルコ・イランなどの国々で
 今なお愛されているウードは古代ペルシャ時代に中央アジアで弾かれていた
  「 バルバット 」 と呼ばれる絃楽器がそのルーツでは? といわれています。



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 それがシルクロードを渡って中国のピパや日本の琵琶になり、
 それとは逆にアラビア半島および地中海沿岸に伝わってウード、
 さらにイベリア半島を経てリュートへと継承されていきます。



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 そうして中世・ルネサンス時代には、
 リュートはソロや他の楽器とのアンサンブルでの演奏はもとより、
 人間の声の最も理想的なパートナーとして歌の伴奏に用いられました。



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 幅広い感情や微妙なニュアンスを表現力豊かに奏でられる万能な楽器として、
 その後バロック時代が終焉を迎えるまでのヨーロッパほぼ全土において、
 あらゆるシチュエーションで人々にたいそうもてはやされたのです。



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 婚礼や舞踏会をはじめとする宮廷での祝宴、
 野外での農民達の祝祭などはまさにリュート音楽の檜舞台でした。



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 シェークスピアが活躍した英国のエリザベス王朝の宮廷では、
 詩が書けて歌をうたえてリュートが弾けることが紳士の条件であり、
 またある貴族は思い焦がれる貴婦人の気を惹こうとリュートを爪弾く。



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 かのエリザベス女王1世は、
 眠れぬ夜などにお抱えのリュート奏者の防ぎ出す繊細優美な音色によって
 眠りについたといわれています。



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 肉体を癒し、精神を沈静させる効果や、
 魔法の媚薬としての効能を、
 リュートの音色に求めたという逸話も残されています。



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 しかしながら、
 当時のリュートはその維持費がとても高価なものとしても知られており
  ( リュート 1挺、馬1頭 といわれていたようです ) 、
 それが弦の増加に伴う調弦および演奏の難しさとあわせて、
 次第に音楽史のなかから消えていった要因となったのかもしれません。

 

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 CD『天使のアリア 風の舞曲』ライナーノートより ( 高本一郎 ) 
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by ichiroluth | 2009-06-25 02:44 | 天使の楽器 | Comments(0)